~ LUDWIG VAN BEETHOVEN ~
ルードヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン

あまりにも偉大な音楽家。
ヘンデル、ハイドン、バッハの後継者。

芸術にすべてをかけ、
一度は閉ざされたその響かない耳の奥に、
音の調べは止む事はなかった・・・・・

彼は心で音楽を作り、聴いた。殻に閉じこもり、
世間の人々は彼が心を開かぬことをうとみ、
敬意にみちた無償な男と思っていた。



1770年12月16日

ドイツのボンに生まれる。

父はべートーヴェンを第2のモーツアルトに育てようと、
時には暴力までふるい、スパルタ教育に走る。
そのせいで彼は、一時的に音楽が嫌いになったほど。

父も宮廷テノール歌手、祖父は宮廷樂長。
恵まれている環境で少なからず、
彼の才能は芽を生み出しはじめていた。

1797年頃から、音楽家としての命というべき
大切な耳の調子が悪化してくる。
人に言えない苦しみ、悩みをいだきつつ、
沢山の素晴らしい作曲を世に送り続けた。

彼が作曲した数多い曲は、
どれをとっても情熱があふれ、
頑固で、それでいて繊細て、とても彼らしい。



(直筆の楽譜)


彼は繊細すぎた。
本当はいつも心の中で叫んでいた。
「わたしはツンボです。耳がきこえないので、
もっと大きな声で話してください。」と・・・

するどく研ぎ澄まされた刃こそ、
時としてもろく、折れやすい。
彼は音楽にすべてを与え尽くし、
その見返りでこの世を去った。
孤独に生き、友と呼べる者もいなかった。

生涯孤独に音楽を愛し、不滅の恋人を愛し・・・・
さまざまな女性と噂が絶えなかった彼だが、
心の中で一途に思いつづけたある恋人がいた。




(彼が使用していたピアノ)


1827年3月26日

ベートーヴェンこの世を去る。

彼の遺品の中からある手紙が発見された。
それは紛れも無く、ラブレター。

しかし宛名が無く、ただ「不滅の恋人」へと・・・・・
一体誰へ?

では、彼が書いたラブレターを一部紹介したい。



 不滅の恋人への手紙 
 

(1812年7月6日)

私の天使、私のすべて、私の分身。
今日は少しだけ書こう。
あなたの鉛筆で・・・
明日にならねば私の宿は決まらない。
なんとしう時間の浪費だろうか。
この深い悲しみは何故だろう?。
結ばれていたのなら、
これほど悲しまずに済むのに・・・
(省略)



 (1812年7月6日)

僕の方がもっともっと強く、
君を愛している。
おやすみなさい。
湯治客らしく僕も寝にゆかねばならない。

ああ!!神よ-
こんなにも近く!こんなにも遠い!
われわれの愛は本当に天の一殿堂とも
言うべきものではないか-・・・
(省略)



   (1812年7月7日)  

おはよう。
床にいるうちから、
想いは君のことばかり。
わが不滅の恋人よ・・・
(省略)

永遠に君のもの
永遠に僕のもの
永遠に僕たちのもの

                                            




いったいこの手紙の相手はだれだったのか?

現在も、いろいろ調べられているようだが、
実際には表に出られない「不倫の恋」だった・・
という説がある。

結ばれることのない永遠の恋----
しかし、真実は・・・・・・